白色申告の方も帳簿作成が必要になりました

こんにちは、税理士の吉本です。
早いもので今年も残すところ一か月半となりました。
会社員の方は年末調整が、個人事業の方は確定申告が気になってくる時期ですね。
どちらも個人所得税を正しく納めるための手続きですが、確定申告は年末調整とちがって自分でやらなければなりません。
もちろん、税理士に依頼している方も多いと思いますが、簡単な申告の場合にはご自分でチャレンジしてみるのも良いでしょう。
さて、今日は確定申告の中でも特に白色申告の方向けの内容を書きたいと思います。
ご存知の方もいるかと思いますが、平成26年1月から事業所得や不動産所得のあるすべての白色申告者に帳簿の作成及び保存が義務づけられました。
これまでは、前年及び前々年ともに事業所得などの黒字分が300万円以下の場合には記帳義務がありませんでした。
帳簿を作成するのが面倒という理由で青色申告を選択していなかった方もいると思いますが、今後はそういう訳にはいきません。
とはいっても、もうすぐ年末。まだ何もしていないという方も中にはいることでしょう。
記帳する内容や保存する資料を一度確認してみましょう。
やってみればそれ程難しいものでもありませんが、慣れないうちはなかなか大変なものです。
<記帳する内容>
収入金額や必要経費に関する事項について、取引の年月日、相手方の名称、金額や日々の売上げ・仕入れの合計金額等を帳簿に記載します。
記帳にあたっては、一つ一つの取引ごとではなく日々の合計金額をまとめて記載するなど、簡易な方法で記載してもよいことになっています。
弥生会計などの会計ソフトを利用すると大変便利です。
※青色申告の場合、この他に現金や預金の出納帳、売掛金や買掛金、棚卸資産に関する資料の作成も必要となります。
これまでと比べて、白色申告のメリットも薄くなりました。これを機に青色申告への変更も検討してみては如何でしょうか。
<保存する書類>
収入金額や必要経費を記載した帳簿   7年間保存
業務に関して作成したその他の帳簿や書類(棚卸表や請求書、領収書など)   5年間保存
はじめてなので不安という方はまずは当事務所にご相談下さい。
今年の確定申告だけでなく、来年以降に向けてのアドバイスもさせて頂きます。
相談だけであれば無料でお受けいたしますのでお気軽にどうぞ(^^)
税理士 吉本泰一

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