確定申告Q&A

おはようございます、税理士の吉本です。
早いもので今年ももう少しで一か月経過しますね。
年が明けてからめっきりブログの更新頻度が落ちてしまったことを反省しつつ(^^;
今日からは情報提供の一環として、確定申告に関するQ&Aを掲載していきたいと思います。
昨年末から今までの間、実際に吉本が回答させて頂いたご質問を順次掲載いたします。
Q1.父が亡くなりました。確定申告はいつまでに出せばいいですか。相続税の申告も一緒に出すのですか。
A1.お父様の確定申告書は、亡くなった日の翌日から4か月以内に提出しなければなりません。これを準確定申告といいます。相続税の申告は準確定申告とは別物です。提出期限は亡くなった日の翌日から10か月以内です。申告義務の有無は故人の財産額や法定相続人の数によって異なりますので、不安のある方は税理士にご相談下さい。
Q2.準確定申告書を期日までに提出することができません。どうしたら良いですか。
A1.やむを得ない事情により期日に間に合わないこともあると思います。期日が遅れても税務署では受け付けてくれます。できるだけ早めに提出できるように準備をしてください。
Q3.医療費控除の計算には家族の分も含めていいですか。
A3.家族にかかった医療費も含めて申告して問題ありません。その家族が扶養控除の対象であるか否かを問いません。同一生計の妻、子、親などにかかった医療費を今一度見直してみて下さい。
Q4.家族3名で共有となっていた土地・建物を売却しました。確定申告が必要と言われましたが、代表者一人がまとめて申告すれば良いですか。
A4.いいえ。確定申告は共有となっていた3名がそれぞれ自分の持分に応じた申告をすることになります。
Q5.先物取引で利益が出ました。去年は赤字だったので、その赤字分を差し引いて申告してもいいですか。
A5.去年の赤字分を翌年以降に繰り越す手続きをしている場合、今回の申告の際にその赤字分を差し引くことが出来ます。まずは、去年分の確定申告書を確認してみて下さい。申告をしていないのであれば、去年分も合わせて申告する必要があります。詳しくは、https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1523.htm をご確認下さい。
Q6.息子に500万円あげようと思います。申告しなくてもいいですか。
A6.いいえ、贈与税の申告が必要です。親子間、夫婦間であっても贈与は贈与です。簡単なものでいいので贈与契約書を作成し、預金移動によってお渡し頂くのが良いでしょう。息子さんへの贈与の場合、申告さえすれば、贈与方法や贈与理由によっては贈与税の負担がゼロとなることもあります。
(参考)
相続時精算課税制度 https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4103.htm
住宅取得等資金の贈与 https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4508.htm
Q7.毎年、青色申告をしています。家族分の携帯電話代も必要経費になりますか。
A7.状況によります。ご家族がその事業に従事しており、かつ、携帯電話をその仕事に使用しているのであれば必要経費に入れることが可能でしょう。しかし、仕事以外にもその携帯電話を使っているのであれば、全額ではなく一部のみ可能ということになりますので注意が必要です。残念なことに家族の携帯電話代くらい必要経費に入れてもいいですよ、と指導されている税理士さんもいるようですが、あくまでも上の回答にそった取り扱いをお願い致します。税務調査が入った際、事業に関係ない人の携帯電話代は120%否認されます(追加で税金を取られる)。
Q8.年の途中で法人化しました。個人事業は3か月ほどしかないので申告しなくてもいいですか。
A8.いいえ、前年までと同様に申告をしてください。特に法人化ということであれば、個人から法人への資産の引き継ぎが行われていると思います。引き継いだ資産の内容に応じて、譲渡所得の申告も必要になります。消費税の問題も出てくる可能性がありますので注意が必要です。
Q9.医療費控除に子供の歯科矯正にかかるものを入れてもいいですか。
A9.お子さんの歯科矯正は医療費控除の対象となります。大人になってからの歯科矯正は美容のためと考えられるため、控除対象となりませんがお子さんの場合は例外です。かなり高額な治療になりますので漏れなく控除してください。
Q10.自分で確定申告書をつくりました。所得税がゼロになりましたが、復興所得税もゼロですか。
A10.はい。ゼロで結構です。復興所得税は計算された所得税の2.1%となりますので、所得税がゼロであれば、0円×2.1%で0円となります。
本日は1~10までとなります。少しでもお役に立てれば幸いです。
税理士 吉本泰一

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