ふるさと納税で心ばかりのお礼

ふるさと納税制度が改正されます。
もうずいぶん前からメディアでも取り上げられていたとおり、本年6月1日以降は総務大臣が指定した都道府県等のみが対象となります。
指定を受けたい都道府県等は総務省に申請するのですが、ほとんど多くは問題なく指定を受けることになるでしょう。
ポイントは、①返礼品の返礼割合を3割以下とすること、②返礼品は地場産品とすること、です。
平成30年末の時点で、上記①の基準に違反しているのが100団体、上記②の基準に違反しているのが52団体、あります。
総務省のHPにて団体名も公表されていますが、けっこう偏りがあります。

私もふるさと納税を楽しんでいる一人なのですが、昨年寄付したある団体から返礼品とは別に、ミネラルウォーター・どら焼き・お菓子・何かの優待券(何か忘れた)が箱に入って届きました。そして箱には下記画像のような記載がありました。

3割超の返礼品を送付している団体として公表されている団体以外の団体からのものです。
返礼品ではなく、あくまでも「心ばかりのお礼」なので3割基準の範囲外という主張なのでしょうか。それとも本当にほんの気持ちなのでしょうか。
それは分かりませんが、これが返礼品の範囲外として通るのであれば、納税者は「返礼品」+「返礼品の名目以外の何か」で納税先を決めるようになってくるでしょう。きりがないです。
では、総務省がいう返礼品とは何を指すのか。地方税法の該当箇所を要約すると「返礼品等とは寄付金を支出した者に対して提供する物品、役務その他これらに類するもの」とされています。
ということで、当たり前ですが名目さえ変えればOKではありません。そもそも返礼品等となっているのがミソで、等がついている時点で「返礼品」以外の名目も想定しています。なので、「心ばかりのお礼」は当然ですが、これに相当するものは返礼品等に含まれるとみるべきです。これらも含めたうえでの3割基準。この手の違反も含めると実際には違反団体はまだまだあるでしょう。
ふるさと納税を何十万円もしている方の申告書作成はけっこう大変なので制度がなくなると仕事は多少楽にはなります(笑)が、一納税者としてみれば制度が継続する方が嬉しいです(^^)各団体の皆さん、ルールをちゃんと守ってください!!

税理士 吉本

江別に行ったので花あかりでうどん(^^)

 

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